『きょうと・人・まち・であいもん』
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2013年02月19日

2013年2月16日放送 石巻市での復興支援 「短かった半年」

△▼△震災特別放送 被災地で活躍する建築士の声△▼△

ゲスト:京都市都市計画局公共建築部整備支援課 主任
    松本 和幸さん

matsumoto.jpg 京都市から石巻市に派遣され復興支援に赴きました。募集に手を挙げ選抜されましたが、一大決心ということではなく、被災地の状況に何かしたいとの単純な思いで出会えた機会でした。震災の年の9月30日から、翌年の3月末までの半年間の復興業務は、長いイメージはありますが、実際にはあっという間の半年間でした。
 JRで仙台に着いた時は京都市よりきらびやかな印象でした。しかし、夜、高速バスで現地に着くと薄暗く、地盤沈下の影響か側溝から海水が溢れ、大変なところに来たと責任感に震えました。復興の進んでいる仙台市との違いに違和感を感じざるを得ませんでした。
 派遣前には、復興住宅関連の仕事と言われたのですが、実際にはその手前の段階で、地震より津波の被害が大きくて、被災場所にはすでに仮設住宅が建っており、復興住宅を建てる場所はありませんでした。しばらくは応急修繕業務をまとめ、報告書にするという災害査定をしていました。
 業務は事務手続きに邁進する日々でした。派遣期間が秋から冬でもあり、仮設住宅の寒冷地対策についての問題が多く見られました。仮設住宅の建設は県がしますが、中身の改造は市が、市民の要望との狭間でうなりながら対応していました。また、復興の進め方については、一刻も早く進めるべきという声と、時間をかけてもよいまちづくりをとの両論がありました。自分としても結論がでていません。
 支援のあり方については、現場の要望と派遣元の考え方に微妙なずれを感じていました。復興は1年、2年のスパンが必要で、派遣側の都合とのマッチングは難しいと思います。また、現時点では多くの人数が派遣され、今では120人迄増えていると聞きます。しかし、一方では4、5年後には風化するのではとの現地の不安もあります。
 仙台の建築士会員大竹氏がいう、援助を受ける受援力が必要という話はまさしくその通りと思います。受け入れる側に受け入れる体制ができていなければ支援の歯車がうまく回転しません。この受援力は、組織的に人材育成ができる環境の有無によると思います。
 違った都市での人々との触れ合いは新鮮でした。当初はひどい被災状況が刺激的でしたが、後半はまちが造られていくことに感慨を覚えました。機会があればまた行きたいと思います。





☆本日の担当:衛藤照夫


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2013年2月9日放送 暮らしと地場産業を支える第三次産業

△▼△2月は「京北・中川地区のまちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:中川自治振興協議会 文化的景観指定推進委員会 委員長
    岩井 吉彌さん

iwai.jpg 私の家は代々家業が林業であり、この北山杉で有名な中川地区で生まれ育ちましたが、自身は兼業であり、仕事柄海外に行くことも多く、外側から林業のあり方などを見る機会に恵まれました。北山杉は日本を代表する産業でありますが、ここ20年でぐっと需要が減っております。床柱だけでなく玄関や洋間に使えないか、また家具や木工品に使えないか、また中国への輸出など産業の開拓を試みていますが、未だ光が見えず困っています。年月をかけて大事に育てられた杉の価値は容易には伝わらず、需要がなければその技法を受け継いでいくことが難しく、需要の減っているなかで、どうやって途切れることなく受け継いでいくのかということが大問題になっています。
 北山杉産業だけでは村の経済が成り立たないことから、文化庁の文化的景観制度(原風景として農山村の景観を残すという趣旨の制度)で北山地域の観光事業を興せないかと力を合わせてやり始めています。これはタクシー運転手の方から「北山はよろしいな。京都観光の後に北山を通ると、がらっと景色が変わりお客さんが感動しはります。」というお話を聞いたことがヒントとなりました。また、川端康成先生の「古都」の舞台となったということもあり、生活臭のあるところが良いといわれます。
 600年も続く林業の歴史のなかで、新しい産業は皆の賛同を受けることがなかなか難しいですが、徐々に外部の方を含め多くの方が理解してくれつつあります。暮らしを守るために第三次産業を興し、それが第一次産業を支えることになると考えています。


★☆★ 教えてスペシャリストさん ★☆★
「すまいの断熱・雨漏り調査 おまかせください!」

ゲスト:まるふく産商(株)
    下戸 達也さん

orito.jpg その他に担当している業務に、建物の漏水診断があります。「赤外線建築科学診断」といい、温度センサーカメラで撮影し、パソコンにデータを取り込み、状況をリアルタイムに確認します。屋根は温度が高いので赤く、表面温度が冷たいところは青もしくは黒く、問題のないところは緑に写ります。雨漏りや漏水のある部分は、表面温度が下ります。外部の屋根・屋上・外壁だけでなく、内部の床・壁・天井も同じように診断できます。浴槽の防水層の診断も行っています。外壁やサッシ枠や屋根からの雨水の浸入により結露した部分や「みずみち」を調査することにより、原因部分をつきとめます。補修工事が完了した後に確認のため再度診断します。ただし、検査のためには、気温が10℃以上で晴れの日であることが必要です。また、金属性の屋根材と外壁材、および瓦と茅葺の屋根は、赤外線では温度変化を調べられないので検査できません。建築構造や建築設備ともに建物の漏水診断(建物の健康診断)を定期的に実施して、適切なメンテナンスで、快適で安全に建物を大切に長く利用してもらいたいですね。





☆本日の担当:小澤えみ


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2013年02月02日

2013年2月2日放送 中川地区の保存と活用について

△▼△2月は「京北・中川地区のまちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:京都府立大学大学院・生命環境科学研究科 環境科学専攻 教授
    大場 修さん

ohba.jpg 6年前に京都市文化財保護課からの依頼で「京都市北部の文化的景観」の予備調査的なものがあり、この中川地区を取り上げました。町並みや集落を専門に研究している私にとっては、この地区の杉丸太小屋がずらっと並ぶ圧倒的な存在感と景色には昔から惹かれていましたので、きちんと調査が出来るチャンスが得られたということで、喜んで調査をしました。
 調べていくと色んな面白いことがわかってきました。杉丸太小屋は丸太を乾燥させるために軒下に並べるのですが、その関係で非常に軒の深い建物になっています。1階は意外に小さいのですが、2m程の庇が四周に廻っており、その上に2階がのっていて、2階の上にまた大きな屋根がのっています。そのために非常に頭でっかちな「やじろべえ」のような形で、大変ユニークで独特な建物の形式を持っています。深い軒を支えないといけないので梁が二重に持ち出されています。その構造の面白さは近づいて見ると圧倒されます。
 建物の棟には、大工さんがいつ建てたか、施主は誰か、というようなことが全部墨で書かれています。建物の履歴がきちんとわかるので文化財としての価値も高いものです。近隣にも類似の施設はありますが、中川地区は集中しており、群をなして集落の景観を作っています。
 集落としてきちんと文化財的な価値を明らかにし、保存の手だてをとって、同時に上手く活用をして頂きたいと思います。今はほとんど使われていない小屋が増えています。カフェやレストラン、ギャラリーなど商業的な施設利用も今後積極的に検討して頂きたいと思います。そういった活用で、集落の魅力も高まっていくのではないかと思います。中川地区の杉丸太小屋の保存と活用について、建築士会さんの取組みに期待しております。


★☆★ 教えてスペシャリストさん ★☆★
「すまいの断熱・雨漏り調査 おまかせください!」

ゲスト:まるふく産商(株)
    下戸 達也さん

orito.jpg 当社の業務のひとつに、「セルロースファイバーによる断熱材の責任施工」があります。新聞紙を細かいチップ状にしリサイクルした断熱材です。新聞紙はボーイスカウトなどで屋外キャンプの時に、緊急防寒用として準備されていますね。木製繊維が生きているので、断熱性、防露効果、調湿効果、防音効果があり、自然素材の断熱材に近いものです。ホルムアルデヒドとVOCの放散は、無垢の木材とほぼ同じです。硼酸で処理され木質繊維のもつ吸放湿性がカビや菌の発生を抑止し、害虫に対しても効果があります。難燃処理によって、万一火災にあっても延焼しにくく、有毒ガスの発生もありません。撥水処理もされていて、わずかな雨漏りなら安心です。私も認定されていますが、業界のJCA認定を受けた技術者が責任施工し、無結露20年保証です。床と壁と勾配屋根下には木材等のボードと防水通気シートの間にブローイングして充填し、天井では天井仕上材の裏に設置した防水通気シートの上にブローイングして敷き詰めます。セルロースファイバーの断熱材は、断熱材として再利用も可能です。もともと自然素材ですので、処理をすればいずれは土にかえります。適切な断熱材工事で、快適に省エネルギーに暮らしたいですね。





☆本日の担当:大霜英子


posted by 京都府建築士会 at 22:12| Comment(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月26日

2013年1月26日放送 三条特集

ゲスト:「三条を文化の発信地に」アートコンプレックス1928
    小原 啓渡さん、城戸 遥さん
    (写真(左)小原さん、(右)城戸さん)

kohara_kido.jpg アートコンプレックス1928は三条御幸町の角の元毎日新聞の京都支局で、武田吾一が設計し1928年に建設されました。3階にあるホールはドーム型が珍しく、美しい建物です。1999年の毎日新聞の移転にあたり、近代建築を活かした発信拠点にと思い、ここで活動することになりました。
 アートコンプレックスはジャンルを越えて新しいものを発信しており、現在「ギア」という公演を行っています。エンターテイメントや舞台芸術がまちの魅力に付加できるように、イベントではなく「京都、三条に行けばギアが観られる」ということを定着させたいと思い、4月1日からロングランしています。ソウル、ブロードウエイ、ラスベガス、ロンドン、パリには家族で楽しめるようなロングランのエンターテイメントがありますが、京都や東京にはありません。「ギア」は言葉を使わないけれども、ストーリーを展開させながらパフォーマンスを繰り広げほろっとさせる、というような新しいものです。アンケートの回収率が8割、最高の評価を9割以上の方から頂き、リピーター率も高く、10代から50代まで幅広い年齢層にご覧いただいています。2月11日まではバージョン2を公演し、5月の連休までにはバージョン3を始めます。
 近代建築のこのホールでないと作り出せない雰囲気が大きな魅力になっています。三条のアイデンティティとして文化があり、「ギア」との相乗効果も期待したいです。


■□■ 会員紹介 ■□■
「大切にしたい、気候風土が生み出す宝物」
 一級建築士事務所 熊田建築研究所
 伝統建築保存・活用マネージャー 伝統建築研究会 座長
 熊田 孝 さん

kumada.jpg 京都山科で設計事務所を主宰しています。「自然と一体となった美しい日本の風景やそこから生まれる伝統文化は、私たちの宝物」と思うようになり、コンクリートではなく日本の気候風土に合った「木にこだわった家づくり」をしています。そしてそれを教えてくれる伝統建築を永く後世に残していくため、「古建築の再生」を積極的に行っています。NPO古材文化の会では、伝統建築保存・活用マネージャー(KOMO)として仲間と共に市民に広げる活動を行っています。当建築士会でも伝統建築研究会を立ち上げ、勉強会・見学会・調査などで実践のスキルアップを図り、行政と連携し伝統建築の保存と活用に取り組んでいます。





☆本日の担当:上原智子

posted by 京都府建築士会 at 17:20| Comment(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年1月19日放送 紫野パープル・フレンズの活動

△▼△1月は「紫野学区のまちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:紫野学区 社会福祉協議会副会長
    門谷 嘉文さん

kadotani.jpg 私は幼稚園の頃から紫野学区に住んでいます。子供の頃の遊び場は船岡山と建勲神社でした。残念なことに現在は危ないので子供だけでは行ってはいけないそうです。社会福祉協議会ではパープルフレンズという活動で紫野の歌を作りました。お年寄りは思い出をたくさん持っておられますが、なかなか言葉に出してもらえません。歌にすることでお年寄りからも多くの言葉が出て「ふるさと紫野」という曲ができました。音楽の力は大変魅力があり、これを作ったことが紫野社会福祉協議会の大きな進展になったと思います。「ふるさと紫野」がうまくいき、次に夏の盆踊りで踊れる「紫野音頭」を作りました。前回の経験があるので、わりとスムーズに作ることができました。紫野音頭は今年で3年目ですが、紫野では盆踊りを熱心にやっている町内もあり、とても活気があったと言われました。
 この他には京都市からの依頼もあってお年寄りの集える「カフェ紫野」を行なっていますが、席が空く順番を待つほど盛況です。そこには福祉を勉強している学生も毎回4、5名参加してくれ、学生にとってもすごく役立っていると思います。現在は佛教大学の学生が主ですが、紫野学区に住んでいる方に参加してほしいと思っています。これらの活動を通じてお年寄りの目の輝きが変わってきました。これがモデルケースになって他の地域にも拡がっていけば良いと思います。
 現在はお年寄りの活動が中心ですが、将来的にはお年寄りと子供が一緒になってやれる場をつくっていきたいと思っています。学区では「安全安心のまち紫野」というのをメインテーマにしています。事故や火事がなく、お年寄りと子供、そして中間にいるわれわれが一緒になってできることを考えていくことが必要かなと思っています。防災については自主防災会と連携しながら取組んでいます。


★☆★ 教えてスペシャリストさん ★☆★
「エレベーターのメンテナンス」
京都エレベータ(株)
取締役 業務部 部長 田中 陽一さん
取締役 営業部 部長 八上 崇さん
品質保証部 一級建築士 金森 保則さん
(写真は、左から八上さん、田中さん、金森さん)

kyoto_EV.jpg 基本的に、毎月1回伺って定期点検をしています。点検中は「点検中」の札が掛かっています。作業担当者がエレベーターのカゴの上に乗って、昇降路内部の各階の扉廻りの電気関係の接点の点検や清掃をし、開閉をスムーズにさせるため、ドアレールの溝に溜まった塵を清掃したりメインレールの注油などを行っています。故障の原因はドア廻りが多いので特に注意深く点検しています。
 保守の基本は、故障を起こさないように「注油と清掃」です。常に厳しい目線で機器を見ています。取替えが望ましいと判断すれば、建物のオーナーにお伝えし機器の取替えを提案します。エレベーターの点検のなかで年1回の法定検査があります。メインロープの太さを測り基準内で安全であることを確認し、写真を添付した報告書を担当する役所に提出しています。
 五感を使って点検しており、臭いの感覚も大切で、電気系の火花などで問題があれば焦げた臭いが発生します。
 エレベーターにお乗りの時に地震や停電がおきた場合の対策ですが、基本的にエレベーターを停止させる方向で装置が働きます。地震を感知すると、最寄階に停止し扉を開ける機能があります。但し、すべてのエレベーターにこの機能が取り付けてあるわけではありません。止まった時は、落ち着いて内部のインターホン(非常ボタン)等で外部に連絡をすることが一番です。通気口もありますので酸欠の心配はありません。無理に扉をこじ開けようすると動く恐れがありますので、絶対に避けてください。






☆本日の担当:江坂幸典

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2013年01月17日

2013年1月12日放送 学生と地域のコラボレーション

△▼△1月は「紫野学区のまちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:紫野学区 社会福祉協議会会長
    林 正則さん

hayashi.jpg 紫野地域は西陣織の職人さんが多く住んでおられ、職住一体で町家もたくさん残っており、非常に住みやすいところです。船岡山や船岡山公園、建勲神社や玄武神社、紫式部のお墓や常磐御前が住んでいた場所等、名所旧跡もたくさんあります。弁慶と牛若丸の出会いも、実は紫野だったのではないかという主張をしています。弁慶の腰掛け石や、出会いの場所だと言われる「御所の橋」があります。
 地域にはお年寄りが非常に多い一方、北区には4大学あり、たくさんの学生が通っています。東日本大震災を受け、高齢者の安心安全を守るために、佛教大学の後藤先生にお越しいただき、災害教室を開きました。その後も引き続きお年寄りが魅力を感じる取り組みが必要だと思い、地域に大学生を入れて独居老人とのコラボレーションができないかと考え、「紫野カルチャー亭」という組織を立ち上げました。
 「紫野八人衆」に紫野での一生を語ってもらい、話されたままを文字に起こす「聞き書き」を行い、「紫野ノート」にまとめました。内容の濃い素晴らしいものができ、地域の図書館に置いてあります。
 次に、佛教大学の学生さんたちが、お年寄りが話された言葉を歌詞にして、「ふるさと紫野」という歌を作り、「パープルフレンズ」というコーラスグループを作り、月に2回練習をします。75歳以上の方が中心で、自治会館の2階が練習場ですが、足が痛くて階段を上れないとおっしゃっていた方も、練習に参加することで元気に上がれるようになられたこともあります。参加して楽しいと、またお年寄り自らが色々と企画され、音頭やサンバの歌作りが進んでいます。


★☆★ 教えてスペシャリストさん ★☆★
「エレベーターの種類」
京都エレベータ(株)
取締役 業務部 部長 田中 陽一さん
取締役 営業部 部長 八上 崇さん
品質保証部 一級建築士 金森 保則さん
(写真は、左から八上さん、田中さん、金森さん)

kyoto_EV.jpg 京都エレベータ(株)は、1983年設立のエレベーターをメンテナンスする会社です。メーカー系のメンテンス会社と、独立系のメンテナンス会社があり、弊社は独立系のメンテナンス会社です。どこのメーカーのエレベーターも構成は変わらないので、どのメーカーでもメンテナンスできるのが当社の強みです。メンテナンスを依頼される方は、費用や、地域に合ったフットワークなどを考慮して決められています。
 何が乗るかでエレベーターは区分されています。人が乗る「乗用エレベーター」と、人と荷物が乗る「人荷用エレベーター」、荷物のみを載せる「荷物専用エレベーター」、小荷物のみを載せる「小荷物用昇降機」があります。危険ですので、必ず、人が乗るためのエレベーターだけに乗ってください。
 エレベーターの種類には、井戸の釣瓶と同じスタイルの、機械室を屋上に設け、皆さんが乗る籠と錘をロープで繋ぐ「ロープ式エレベーター」と、油圧ジャッキで持ち上げる「油圧式エレベーター」があります。エレベーター機械室を屋上に設置する必要がなく、自由な位置に設置出来る油圧式エレベーターが人気になりました。建物の高さ制限の厳しい京都では、特に、多く採用されました。最近は技術革新で、新しいエレベーターが開発されました。エレベーター制御盤と巻き上げ機械を昇降路内の上か下に設置することができ、屋上のエレベーター機械室が不要なロープ式エレベーターです。今では、このエレベーターが主流になっています。





☆本日の担当:上原智子

posted by 京都府建築士会 at 21:51| Comment(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年1月5日放送 新春特別放送「(社) 京都府建築士会今年の活動」

△▼△1月は「紫野学区のまちづくり」をピックアップ△▼△

(社) 京都府建築士会 会長 衛藤照夫
同 まちづくり委員会 副委員長  篁 正康
同 まちづくり委員会 放送担当部会 部会長 伏木道雄
(写真は左から、篁、伏木、衛藤)

fushiki_kakei_2.jpg みなさま、明けましておめでとうございます。
 私たち(社)京都府建築士会は、多くの意識ある建築士が集まり、誇りを持って、それぞれの仕事や地域貢献・社会貢献に頑張る会を目指しています。今年、一般社団の公益法人に組織が変更され、社会にますます貢献できる建築士会に生まれ変わります。建築士会の魅力は、設計士・施工者・行政・学者など、色々な分野から参加しているので、さまざまな意見交換ができることです。各種の研究会があり、勉強会・見学会など、ためになる行事が毎月たくさん開催されています。
 また「まちづくり委員会」では修徳学区のまちづくりのお手伝いをしております。昨年6月、同学区が京都市の「地域景観づくり協議会」の第1号の認定を受けました。地域の方々を対象に勉強会やイベント、たとえば「鍾馗さんづくり」なども行っています。今後はさらに、私達と地域の方々、行政との連携を強めて、経費確保の工夫も考慮えながら、まちづくりに貢献していきたいと考えております。
 「伝統建築研究会」では、茶室の勉強会と見学会をスタートしています。「青年部会」では、今年「アンコールワット見学ツアー」が募集されます。
 建築士の皆さん、ぜひ、ご入会ください。仲間になりましょう。
 昨年の12月28日から「第1回京都建築賞」の募集を始めました。「京都ならではの、京都にこだわった」建物が対象です。どしどし応募ください。
 3月10日(日)午後1時から5時まで、「ゼスト御池」の広場で、(社) 京都府建築士会創立60周年記念事業「きょうをたのしむ」を開催します。京都の衣・食・住の文化が持続的であることを体現し、市民に寄り添う士会の次代を切り開く心事を宣言します。楽しくためになる企画がたくさんあります。市民の皆さん、ふるってご参加ください。





posted by 京都府建築士会 at 21:31| Comment(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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