『きょうと・人・まち・であいもん』
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2013年05月18日

2013年5月18日放送 震災放送/被災者のこころのケア・保健師の仕事

△▼△5月は「粟田学区のまちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:福島県会津保健福祉事務所 保健師
    草野 つぎさん

 私は福島県会津保健福祉事務所に勤務し、精神障害者も含め、こころの悩みを持たれている方や働き盛りの方の心の健康相談や家庭訪問などの地域支援をしています。東日本大震災での津波や原発事故により、福島県の浜通り地方から会津地方に多くの方が避難して来られ、この方々のこころのケアが重要な課題となりました。 
 避難者たちが住む所は、一次避難所、二次避難所、仮設住宅、借り上げ住宅と時期を追って変わり、プライバシー確保の面では順次改善されていますが、避難者にとっては、土地勘もなく気候風土も違う会津地域に住まなければならないことや、生活環境の変化が大きなストレスとなり、過酷な状況です。
 さらに、放射線問題でいつ故郷に戻れるかも判らず、先の見通しがつかず、今後の生活の目標が見えない不安な状況があります。このような状況からこころのケアの重要性、必要性があります。 
 避難当初は高血圧の方が大変多く、ストレスフルな状況に体調を崩されているのだと思いました。幸いなことに「京都府こころのケアチーム」が会津地域の支援に入り、精神科医師や看護師、臨床心理士たちの協力もあり、支援が進められてきました。
 前回出演時に平野さんが紹介された「男の料理教室」は、今年から「あいづ男飯」というネーミングに変わりました。仮設住宅の単身男性入居者にはお酒好きの方も多く、することがない避難生活がアルコール依存症に拍車を掛けるおそれがあるということから、当所保健師と栄養士、被災町福祉の方々とも連携して始めたものです。単身男性の皆さんと関係者が月に一度、一緒に料理を作り、食べるというものです。そのぬくもりある人間関係がとてもよいのです。最初は栄養士さんによる栄養バランス改善のアドバイスだけでしたが、次第にうどんを打つ、ハンバーグを作るなど手の込んだものを作るようになりました。一生懸命作ることから満足感が生まれます。「花届け人・京都」の臨床心理士さんからは、これはセラピーになるねと高評価をいただきました。この「あいづ男飯」も今では予算化され町の事業となっています。さらに、会津以外の地域にも活動が広がりだしました。
 他に、環境の変化から不眠の方が多く、精神科医や臨床心理士、看護師さんの心のケアチームの協力で、お茶菓子がわりに安眠のためのお話を聞ける安眠カフェを始めました。
 しばらくは会津地方で頑張って保健師の仕事をしていきたいと考えています。(顔写真はありません。)





☆本日の担当:衛藤照夫

posted by 京都府建築士会 at 16:55| Comment(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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