『きょうと・人・まち・であいもん』
番組ブログ第3弾!


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2013年04月28日

2013年4月27日放送 三条特集

「伝統を新しい形で伝え、まちを元気に」

ゲスト:Pagong 代表取締役
    亀田 和明さん

kameda.jpg もともとは大正8年創業の着物を染めていた工場であったため、昔からの美しい柄の図案がたくさんありました。もっと若い方に和服の柄の良さを知ってほしいと思い、それをアロハシャツなどのお洋服に仕立てています。昔の柄はなにかパワーがあって、元気が貰える気がします。ある時、三条の木屋町で若い女性がうちの鶴の柄の真っ赤なシャツを着て立っておられるのを見かけました。シャツの前をくくって素敵に着こなしておられました。数日後また、70才以上だと思われるおじいさんが、それと全く同じシャツを着てコーヒーを飲んでおられるのを見かけました。どちらもとても似合っておられ、私達には和柄を好むDNAが流れているんだと強く感じました。
 最近、この三条当たりで頑張っているお店に声を掛けて「京獅子舞プロジェクト」というのを立ち上げました。獅子の胴幕にそれぞれのお店のオリジナルの柄の布を使っていて、とてもカラフルな獅子たちです。獅子舞はおめでたい伝統芸で、獅子に噛んでもらうと無病息災とか知恵がつくとか願いが叶うと伝えられていて、私たちが賑やかな曲に乗って現れると驚いて喜んで集まってくださいます。5月5日には文化博物館の前で舞います。御座敷や結婚式に呼んでくださるることもあります。また、7月にパリで行われるジャパンエキスポにも出演する予定です。日本の着物の柄と同じように、もっと獅子舞についても勉強を深めて、日本の伝統の新しい展開にチャレンジしていきたいと思っています。





■□■ 会員紹介 ■□■
「ひとつひとつ面白くて有意義な仕事をしていきたい」
 松尾(株)松尾大地建築事務所  松尾 大地さん

matsuo.jpg 建築士会では青年部会相談役と広報編集委員会委員長を担当しています。仕事は設計事務所と不動産仲介会社を経営しています。
 住宅の設計、お寺や茶室、町家など和風建築の仕事をすることが多いです。良い大工さんと出会え技術を教えて貰いながら、本を読んで研究し良いものを作る努力をしています。茶道は母が遠州流をしていたこともあり、
遠州流を将来習ってみたいと思っています。京都だよりの取材で行った一休宗純の住まい「 虎丘庵」が
シンプルで格好良く、ローコストなる建物はどんなものかということの手本になると思いました。これからの仕事に生かしていきたいです。ひとつひとつ面白くて有意義な仕事をしていきたいです。





☆本日の担当:内藤郁子・大霜英子


posted by 京都府建築士会 at 14:33| Comment(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月14日

2013年4月13日放送 街に、書を。人々と、呼応を。


ゲスト:書家 川尾 朋子さん

kawao.jpg パソコン、スマートフォンでコミュニケーションをとるようになり、人が書いた肉筆を見ることが少なくなってしまった現代において、人間が書いた活きた線や点、文字をもっと見てもらいたいと、パフォーマンスや展示を行っています。
 作品のテーマは「呼応」です。点と点の見えない空中での筆の軌跡を想像できる作品に取り組んでいます。それは古典を摸写する臨書から発想を得ました。2次元のものを摸写するときも3次元として捉え、空中での筆の動きを想像しなければ書くことができなません。それだけでなく、時代背景、人となり、その時の感情などを想像することも重要だと感じたからです。
 点と点の間を想像することで、人と人、人とモノ、人とコトなど2点の間を想像することのきっかけになればと考えています。そして、私自身も作品を通して人々と呼応できたらと願っています。

kawao_1.jpg kawao_2.jpg
(左)京都府建築士会60周年記念事業においてのパフォーマンス「陽気」
(右)新京極商店街 誓願寺前に3月8日から5月6日まで展示された「心」 
       

★☆★ 教えてスペシャリストさん ★☆★
「造園の仕事」

ゲスト:花豊造園(株) 会長
    山田 昌次さん

yamada.jpg 街路樹などは、通行の障害が予測される場合は状況に応じて剪定します。しかし、公園や庭などの樹木は、植物の生育と季節を考えて剪定や手入れをすることが大切です。特に切り過ぎたりして無作法になるのは避けたいですね。手入れのポイントは、水を枯らさないように注意し、時にはエサ(栄養)もやり、根廻りの雑草を取り、周辺を綺麗にし、植物を可愛がることが大切ですね。
 子どもさんにも教え、代々、植物と人間が一体感を持って暮らすことを実感して欲しいですね。植物は「いのち」があり、手を掛けると元気に育ちます。根回りは余裕を持たせて水を遣りやすくしてください。特に夏は、木が苦しまないようにしてください。水は遣り過ぎでも少な過ぎてもいけません。計画的に手入れをしてください。
 落ち葉はゴミではありません。人間の感性を育む大切なものです。植物は自分自身で要らなくなった葉を落とします。しかし、落ち葉は腐葉土を作るのに大切なものです。代々、良い腐葉土を作る為にいろいろ工夫し、人間も成長してきました。新緑も素敵ですが、落ち葉は秋を感じさせてくれます。落ち葉を踏む音は爽やかです。感傷として皆さんの胸にしまっておいて頂きたいですね。





☆本日の担当:中田 哲


posted by 京都府建築士会 at 20:42| Comment(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月09日

2013年4月6日放送 次世代モビリティ「吉田いす」開発と今後


ゲスト:(株)メックデザイン
    井上 和夫さん

inoue.jpg 矢沢永吉、ユーミンをはじめとするコンサートの照明デザインをしてきましたが、小学校の同級生で飲み仲間の吉田君が筋ジストロフィーを患って余命5年と聞き、彼のために電動車椅子を製作するようになりました。
 当初は全くの素人でしたが、デザイナーというユーザーの要望を拾う職能と、照明器具という特殊機械を扱ってきた経験を活かして、建築家でもある吉田君の注文に応えていきました。吉田君と要望をやりとりしているうちに、結果として「吉田イス」と呼ばれるデザイン性と機能性の高い障害者用電動車椅子を開発するようになりました。取り組みを始めてから5年、吉田君のためだけの電動車椅子作りから、一般ユーザーも取り込んだ開発・製作をしようと法人化をしました。
 日本では電動車椅子の市場は年間約3,000台と小さく、大手メーカー1社が80〜90%のシェアを占めているため、国内では汎用性の高いパーツが少ない状況にあります。また価格が公費補助によって誘導される傾向にあるため、機能重視でかっこいいとは言えず、前向きな気持ちにさせるデザインがない現状となっています。この現状を少しでも改善していくためには、クリエーターがユーザーである障害者の気持ちに心を寄せたものづくりをすることだと考えています。
 今後は、これまで松戸市の特別支援学級で実証してきたように、寝たきりの子供たちが電動車椅子に乗ることによってQOL(生活の質)が改善し、気持ちが前向きになるテラピー効果について、大学機関と連携して医療工学分野へのアプローチも視野に入れた取り組みをしていきたいと思っています。


★☆★ 教えてスペシャリストさん ★☆★
「造園の仕事」

ゲスト:花豊造園(株) 会長
    山田 昌次さん

yamada.jpg 安政6(1859)年創業です。当時は、花や植木の栽培、燈籠などの石の製品などを作っていました。5代前くらいから大宮五条下るに会社を構えています。
 近くの西本願寺や御所・桂離宮・修学院離宮などの歴史的建造物の庭の仕事や、個人宅の作庭もしています。明治に入ってからは、京都府や京都市の都市公園や街路樹などの仕事もはじめています。
 ロンドン・ホーランドパークの日本庭園など、海外でも造園の仕事をさせて頂いており、現在、アメリカでも仕事をしております。アメリカの職人さんは自分の考えをはっきりお持ちで、職人どうしの調整にも力が入ります。
 公園や街路樹の仕事は、これまでは役所などが決めた内容で仕事を進めることが多かったのですが、最近は市民の皆さんの意見をお聞きして、まちに相応しい公園の内容や街路樹の樹種を決めることが多くなりました。
 子ども達が自分で植えた樹木を大切にし成長を見守り、自分の身長と樹長をくらべている姿は微笑ましいものです。とても良い情操教育のひとつになりますね。樹木もペットと同じく、可愛がってやると立派に大きく育ちます。





☆本日の担当:小林良洋


posted by 京都府建築士会 at 15:09| Comment(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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